車を買った。これまでの車のない生活もそこそこ良かったが、車のある生活もまた良いものである。
猫と一緒に暮らすようになってから、車があった方がいいよねと何となく思っていたが、それから1年くらい考えて、なんだかんだやっぱり車を買おうという結論になった。
この記事では、ミニマリストが車購入に至った経緯と、車を持つメリットやリスクについて考察したい。
車を購入した経緯

まず、車の購入に至った経緯から話そう。
猫の移動手段

まず一番の理由としてあるのが、我が家のにゃんこ達の存在である。猫と一緒に移動する手段を確保しておきたかった。
かかりつけの動物病院に行くくらいは徒歩で十分だが、徒歩で移動できない距離を移動するためにはどうしても車が必要になる。
できる限りそんなことが起こって欲しくはないが、もしも夜間に緊急で病院にかからなければならなかったり、災害が発生し避難が必要となった場合、猫と一緒に移動する術がなくて手遅れになるなんてことは絶対に避けたい。
レンタカーでは緊急時に対応できないため、この目的を達成するためにはマイカーを所有していないとだめだ。
ミニマリストとして名乗り始めてから、できるだけ身軽に、できるだけ責任を負わなくてもいい様に生きてきたが、どうやら人間は守るものができるとこれまでの価値観がマジで変わるらしい。
子供が生まれてマイホームやマイカーを続々と購入していく同級生の気持ちが何となくわかった気がする。
家でブログ執筆に集中できない

これは他の記事内でも何度かぼやいていたが、ソファに座っている私の膝の上に猫が常に乗ってくるため、家ではブログ執筆が捗らない状況になってしまった。
自慢の可愛さを武器に飼い主のやることを邪魔する幸せのハラスメント、通所「ネコハラ」がというやつだ。
もちろん常に構ってやりたいが、私の稼ぎがなくなってしまうと、猫たちに何不自由なく生活させてあげることができなくなってしまう。
なので最近は外出先で作業をすることが増えたが、駅近のカフェは常に混んでおり居心地があまり良くない。
今後は行動範囲が格段に広がったため、快適な作業場所を確保することができそうだ。
年4回は旅行に行きたい

年4回は旅行に行くことを今年の目標として密かに掲げている。
旅の目的として、普段訪れない場所に赴き、未知の景色を見て己の体験を増やす。そして都会の喧騒から離れてリフレッシュするということがあるため、基本的に車が必要な場所を旅先に選ぶことが多い。
この目的のためならレンタカーでも十分ではあるが、レンタカーの予約手間や、当日は返却時間を気にしなければいけないなど、若干の不都合はやはりある。マイカーを所有している方がお出かけへのハードルが下がるというのは事実だ。
都内のホテルにホカンスとか、飛行機を利用していく場所などでは車は邪魔になるが、それ以外の場所ではマイカーがあると便利かつ、楽しみが増える。
単純に趣味

私は単純に車という工業製品が好きだ。それが趣味だと割り切れるくらいには。
なのでいちいち車を買う合理的な理由を並べる必要は本来ない。ただ好きだから所有する。それで良い。
車が必須ではない地域で車を所有維持することに、経済的合理性は皆無だが、破産しない程度に楽しむ分にはいいだろう。
やりたいことをやれないまま死ぬ方が多分辛い。
マイカーを紹介する

選んだ愛車はトヨタのGR86。スポーツカーだ。グレードはRZ。カラーはブラック。
単純に移動するためと割り切るのであればコストの安い軽自動車で十分であるが、せっかく所有するのならば心から所有して良かったと思えるものを選びたい。
そして私が車の中で最も美しいと思っているのが、クーペスタイルの車である。利便性を犠牲に、ただ走りの楽しさを追求したその姿に工業製品としての拘りと美しさを感じる。

とにかくカッコいいという一言に尽きる。流線形で低重心な外観はいかにもスポーツカーらしい。
水平対向4気筒2.4Lエンジンは最大234馬力の出力を誇り、公道でそのパワーを最大まで使うのは難しい。一部の人たちからはスポーツカーにしては遅いとか言われたりもするが、普通に十分すぎると私は思う。

リア側からのビューが特に気に入っている。TRDのGRスポーツマフラーを入れており、常用回転域では上品で大人しいサウンドだが、回すととても迫力のある音がする。
世の中はEV車の製造を推し進める流れになっているが、ガソリン車の情熱的で官能的な走りとサウンドがやはり魅力的である。

内装はシンプルでかなり好み。最上位グレードなのでシートがアルカンターラになっており座り心地も素敵。

ミッションはMTと決めている。MT車の車を自分でコントロールしているという感覚はAT車では味わえない喜びである。今の時代にまだMTの設定を残してくれているトヨタさんに感謝。サイドブレーキも手引きが一番しっくりくる。

ガソリンエンジンだったり、MTだったり、悉く時代の流れに逆らっているが、多車好きならば多分理解してくれるだろう。
この車の特徴として、2ドアのクーペだが一応4人乗りとなっている。ただし後部座席は圧倒的に狭いので大人が長時間座ることは厳しい。猫が乗るにはちょうどいい狭さだ

そしてこの車最大の売りだと勝手に思っているポイントは、後部座席を倒してフラットにできることにある。

これによって、車載性能が格段に上がる。なので実用性は見た目以上にある。
そして工夫をすれば車中泊が可能だ。成人男性でも足を伸ばして寝れる。既に車中泊セットも用意済みだ。

スポーツカーで車中泊をするやつはただのバカかもしれないが、あえてバカげたことをするのも楽しい。
助手席は比較的広いためブログを執筆することもできる。ちなみにこの記事は車の中で執筆している。

最近はマイカーが、プライベートな書斎のような感じになっている。誰にも邪魔されないパーソナルな空間は作業が捗る。
好きな場所に移動しながら、いつでも仕事ができ、疲れたら横になって寝ることもできるという、最強の装備を手に入れてしまった。また一歩「自由」に近づいた気がする。
車を持つリスク

車を所有することで、便利さと楽しさという2つの大きなメリットをを得ることができる。一方でその代わりに経済的なコストと事故のリスクという2つの大きなリスクを抱えることになる。
それを改めて自覚し、リスクを最小限にとどめる努力が必要であるので、ここに戒めとして書き留めておく。
経済的コスト
車に限らずに何事もそうだが、買って終わりではない、維持管理にもお金はかかる。
車に関しては本体が何百万もする上に、年間数十万もの維持費がかかり、そして税金も納める必要がある。任意と言っておきながらほぼ必須の保険にも加入しなければならない。
維持費の内訳には、駐車場代、任意保険、車検費用、メンテナンス費用、ガソリン代、洗車代などがあり、故障や事故発生時には追加で修理費用が必要である。
車を楽しむためには、これらを無理なく払える経済的な余裕が必要である。
車の維持費に関しては、車種を選んだ段階である程度決まってしまうため、経済的にお得な車を選ぶか、自分の経済力を上げるか、この2つしか対策はない。
私の場合は、全く経済的にお得な車ではないので、今後もある程度は稼ぎ続けられるように努力することにする。
事故のリスク
そして車を運転するということは、事故のリスクに身を置くことにもなる。
自分がどれだけ安全に運転していたとしても、相手の不注意で事故に巻き込まれる危険もある。
せっかく楽しく車を運転していたとしても、事故にあってしまえば、楽しいはずだった瞬間は、瞬く間にただの地獄と化す。
これに関しては気を付けるとしか言えない。パワーのあるエンジンを積んでいても公道では法定速度を守る運転を心掛けたい。

スポーツカーはハンドリングやブレーキの効きなどの運動性能はその他大衆車よりも優れているため、ドライバーの安全配慮さえあれば、事故を起こしにくい車であると言えるだろう。
もし煽られてもアクセルを踏めば一瞬で置いてきぼりにできるんだという余裕を漂わせながら、法廷速度内で走りたい。
特に同乗者がいる場合は、相手の運命も自分が預かっているという覚悟を忘れずにハンドルを握るようにする。
最後に

「ミニマリストなら車を持つべきではない」そんな声が聞こえてきそうだ。
確かに車を所有するコストは莫大だが、コストを全く背負わない人生だけが楽しい人生と言えるのかどうかはわからない。
何も所有しないことはその気になれば誰にでもできるが、何かを所有することは誰にでもできることではなかったりもする。それを所有することの喜びは、それを所有した人にしか与えられない。まあその逆もしかりではあるのだが…。
確かに、生きるために車は必須ではないかもしれないが、車があると行動範囲を広げられるというのは揺るがない事実である。
折角車を購入したのだから、これからは最大限に車を利用して楽しみたいと思う。
それでは。

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